問題:(完全オリジナル問題)夫Aが死亡し、その相続人は妻Bと子のC・Dである。Aは、子Cを特に可愛がっていたため、遺産は6割をCに与え、Bには3割、Dには1割を与える旨の遺言を残していた。BもCを可愛がっており、この配分に不満はないが、Dは当然不満である。遺産総額が1億円であったとすれば、Dは、いかなる権利を行使することにより、あといくらの遺産を得ることができるか。ただし、租税を考慮に入れる必要は無い。
(空欄を補充してください)
Dは、Aの遺言により、自己の(①3文字)が侵害されているため、(②7文字)権を行使することができる。そして、Dは1億のうちの(③1文字)分の1について前述の潜在的持分を有しているため、既に遺贈によって得た1000万円を引いた(④3文字)万円請求することができる。
(解答例)
①遺留分
②遺留分減殺請求
③8
④250
(採点基準)
・遺留分のみ5点。
・遺留分減殺請求のみ5点。
・8のみ5点。
・250のみ5点。