問題:(完全オリジナル問題)夫Aが死亡し、その相続人は妻Bと子のC・Dである。Aは、子Cを特に可愛がっていたため、遺産は6割をCに与え、Bには3割、Dには1割を与える旨の遺言を残していた。BもCを可愛がっており、この配分に不満はないが、Dは当然不満である。遺産総額が1億円であったとすれば、Dは、いかなる権利を行使することにより、あといくらの遺産を得ることができるか。ただし、租税を考慮に入れる必要は無い。
(解答例)
Dは、遺留分減殺請求権を行使して、あと250万円の遺産を得ることができる。
(採点基準)
・遺留分減殺請求権のみ12点。
・250万円のみ8点。