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相続と時効取得(中級)


問題:(完全オリジナル問題)Aから無償で借りて絵画を占有していたBが死亡し、相続人Cがこの絵画をBが所有していたものと思い、自分の絵画となったと思って占有を開始した。Cが将来時効取得をするためには、Cの占有が自主占有でなければならない。判例によれば、相続人Cの占有が他主占有から自主占有に転換するためには、いかなる事がなされる必要があるか。40字程度で記述しなさい。

 

(空欄を補充してください)

 

185条は、他主占有が自主占有に変わるには、所有者に対して所有の意思があることを示すか、(①5文字)により、所有の意思をもって占有を続けることが必要と規定している。判例は、相続自体はこれにはあたらないが、相続人が、新たに相続財産を(②5文字)することによって占有を開始し、その占有に所有の意思があるとみられる場合にはこれにあたるものとしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(解答例)

①新たな権原

②事実上支配

(採点基準)

①新たな権原のみ10点。

事実上支配のみ10点。

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