問題:(完全オリジナル問題)Aから無償で借りて絵画を占有していたBが死亡し、相続人Cがこの絵画をBが所有していたものと思い、自分の絵画となったと思って占有を開始した。Cが将来時効取得をするためには、Cの占有が自主占有でなければならない。判例によれば、相続人Cの占有が他主占有から自主占有に転換するためには、いかなる事がなされる必要があるか。40字程度で記述しなさい。
(解答例)
Cが、相続財産を事実上支配することにより、所有の意思をもって占有を開始する事。
(採点基準)
・事実上支配のみ10点。
・所有の意思のみ10点