問題:(完全オリジナル問題)時計屋であるAは、Bに頼まれてB所有の時計を修理した。しかし、Bは時計の返還を求める一方で、修理代金3万円は高いので1万円しか支払うつもりはないと言い張っている。Aが時計を返さないことに業を煮やしたBは、Aを被告とする時計の返還請求訴訟を提起した。この訴訟において、Aは留置権の抗弁を主張した。裁判所がこの抗弁を認容する場合、いかなる判決をすべきか。40字程度で記述しなさい。
(解答例)
Bによる3万円の弁済と引換えに、Aが時計を返還すべきことを命ずる引換給付判決をすべき。
(採点基準)
・引換給付判決があれば20点。