問題:(完全オリジナル問題)妻Aは、子供Cのランドセルや鉛筆等小学校に入学するために必要な品を夫B名義の立て替え払いでX店から購入した。X店はABが夫婦であることは知っていたので、いちいちBに確認をとることはしなかった。しかし、Bは支払う気はないとしてAX間の契約は、自分には帰属しないことを主張している。このようなBの主張は認められるか、理由と結論を40字程度で記述しなさい。
(空欄を補充してください)
Bが761条に定める連帯債務を負うか否かが焦点となる。判例は、連帯債務の発生要件である「日常家事」にあたるかについての判断基準として、夫婦の内部事情のみならず、(①2文字)的に法律行為の性質や(②2文字)等をも十分に考慮して判断すべきとしている。本問では、Aのランドセル等購入行為は、子の養育の一環という性質を帯びていることは明らかであるから、「日常家事」にあたり、Bの主張は認められ(③2文字以内)ことが分かる。
(解答例)
①客観
②種類
③ない
(採点基準)
・客観のみ6点。
・種類のみ6点。
・ないのみ8点。