問題:(完全オリジナル問題)AはBに建物を賃貸していた。賃貸借契約が期間満了によって終了した後、AがBに対して建物の明渡しを求めたところ、Bは契約締結時に支払った敷金20万円返還との同時履行を主張した。このようなBの主張は認められるだろうか。敷金返還請求権の発生時期を明らかにした上で結論を40字程度で記述しなさい。
(解答例)
敷金返還請求権は、建物の明渡時に発生するため、同時履行とはならず、Bの主張は認められない。
(採点基準)
・明渡があれば10点。
・ないがあれば10点。