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債権譲渡の対抗関係(中級)


問題:(完全オリジナル問題)Aは、債務者Bに対する100万円の貸金債権をCDに二重譲渡した。Cへの譲渡に関する確定日付のある譲渡通知が、B宅へ55日に到達した。しかし、Dへの譲渡に関する、確定日付のない譲渡通知は、実はその2日前である53日に到達していた。Bは、53日にDへの債権者の交代を知り、返済する機会は今だと考え、54日にDへ債務を弁済した。このBの債務弁済は有効だろうか。理由と結論を40字程度で記述しなさい。

 

(空欄を補充してください)

 

CD間においては、(8文字以内)によって優劣がつくため、Cが優越する。もっとも、Cの優越が確定するのは55日であり、それ以前になされたBDへの債務の弁済はもとより有効である。何故なら、BDに弁済した54日時点では、Dは債務者対抗要件である譲渡通知を備えた唯一の譲受人であったからである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(解答例)

確定日付の有無

(採点基準)

・確定日付があれば20点。

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