問題:Aは、Bから金銭を借り受けたが、その際、A所有の甲土地に抵当権が設定されて、その旨の登記が経由され、また、Cが連帯保証人となった。その後、CはBに対してAの債務の全部を弁済し、Cの同弁済後に、甲土地はAからDに譲渡された。この場合において、Cは、Dを相手にして、どのような権利の確保のために、どのような手続きを経た上で、どのような権利を行使することができるか。40字程度で記述しなさい。
(解答例)
Aへの求償権確保のために、代位の付記登記手続きを経た上で、抵当権の代位行使ができる。
(採点基準)
・求償権のみ6点。
・「代位」「付記」「登記」すべてあれば8点。「代位」「登記」のみならば5点。「登記」のみならば3点。
・抵当権のみ6点。計20点。