問題：（司法試験平成6年度第1問改題）A県が管理する物に起因して近隣住民であるBが被害を受けた。BがA県に対して損害賠償を請求する場合において、A県が管理する物が道路である場合と河川である場合の考え方に差異がある。それは、どういう性質の違いに基づくものであり、どのように異なるのか。「河川は、」に続けて、道路である場合と比較した河川である場合の特殊性について40字程度で記述しなさい。
（空欄を補充してください）
道路が（①5文字以内）であるのに対し、河川が（②5文字以内）であるという違いから、河川については、本来的に危険性を内包しているし、（③10文字以内）がないと評価できるため、予算制約論も妥当しうるし、その安全性も（④3文字）なもので足りるとされている。
（解答例）
①人工公物
②自然公物
③簡易な危険回避手段
④過渡的
（採点基準）
・人工公物のみ5点。
・自然公物のみ5点。
・「回避」と「簡易」が共にあれば5点。回避のみならば2点。
・過渡的のみ5点。計20点。
