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行政手続法の目的(上級)


問題:(司法試験平成11年度第1問改題)行政庁Aが、申請人Bの許可申請に対し、不許可処分をなした。しかし、その不許可処分には、行政手続法第5条に規定する審査基準が定められていなかった。この場合、Bは不許可処分の取消訴訟を提起することができるわけであるが、裁判所によって、かかる処分の取消しが認められる可能性が高い。何故、手続違反にすぎない違法によって、処分の取消しまで認められる可能性が高いといえるのか、「行政手続法は、」の後に続く文章を40字程度で記述しなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(解答例)

(行政手続法は、)目的である国民の権利利益保護を貫徹し、手続を受けられる地位に権利性を肯定しているから。

(採点基準)

・国民、利益がともにあれば10点。これがない場合、自由主義があれば6点。

・権利があれば5点。

・目的があれば5点。

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