問題:(完全オリジナル問題)AはBから甲土地を賃借しており、その賃借権は登記している。もっとも、Aは住居を別に有していたため、甲土地には半年以上にわたって訪れていなかった。その間、実は第三者Cが甲土地上にプレハブ小屋を勝手に建てて生活していた。その事実を知ったAが、Cを甲土地から排除するため、Bの同意なしに単独で採りうる賃借権を根拠とする法的手段が判例上2つ認められている。どのような手段であるか40字程度で記述しなさい。
(解答例)
賃借権に基づく妨害排除請求と、Bの有する所有権に基づく妨害排除請求権の代位行使という手段。
(採点基準)
・妨害排除があれば10点。
・賃借権があれば5点。
・代位行使があれば5点。