Home // 40字対策 // オリジナル問題(民法) // 異議をとどめない承諾(上級)

異議をとどめない承諾(上級)


問題:(完全オリジナル問題)民法4681項第1文は、「債務者が異議をとどめないで前条の承諾をしたときは、譲渡人に対抗することができた事由があっても、これをもって譲受人に対抗することができない。」と規定している。このような包括的な抗弁切断の規定は比較法的にも異例であるが、判例は、一定の要件の下、抗弁切断を肯定している。その要件とは、異議をとどめない承諾がなされたことのほかに何があるか。その要件を導き出した理由と共に40字程度で記述しなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(解答例)

4681項は外観法理を定めたものであるため、譲受人が抗弁の存在について善意であること

(採点基準)

・外観法理又は公信又は禁反言があれば10点。

・善意があれば10点。

Top