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意思表示(上級)


問題:(司法試験平成11年度第2問改題)民法の規定によれば、詐欺による意思表示は取り消すことができるとされている(961項)のに対し、法律行為の要素に錯誤がある意思表示は無効とするとされている(95条本文)。この「詐欺による意思表示」と「要素の錯誤のある意思表示」は、962項、3項の有無により効果面で差が存在するが、これはどのような考え方に基づいて生じたものといえるか。40字程度で説明しなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(解答例)

意思不存在ならば表意者保護を優先し、意思が存在すれば取引安全保護を優先する考え方

(採点基準)

・不存在があれば7点。

・表意者と保護が共にあれば6点。

・取引と保護が共にあれば7点。

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