問題:(完全オリジナル問題)債権譲渡は、債権者の交代に関する概念であるが、債務者の交代に関する概念としては債務引受がある。債務引受には、免責的債務引受(以下、「前者」と表現する)と併存的債務引受(以下、「後者」と表現する)がある。前者は債務者が純粋に交代する局面であるのに対し、後者は元の債務者はそのままに、新しく債務者が増えるという局面である。では、このような前者及び後者の契約を結ぶ際には、各々債権者の同意は必要とされるだろうか。理由と結論を40字程度で記述しなさい。この解答にあたっては、上述の前者・後者という表現を用いても良いものとする。
(空欄を補充してください)
免責的債務引受(前者)の場合、債務者の変更により(①4文字)が減少する可能性があるため、債権者の同意が(②2文字)だが、併存的債務引受(後者)の場合、そのような可能性はないため、債権者の同意は(③2文字)である。
(解答例)
①責任財産
②必要
③不要
(採点基準)
・責任財産のみ10点。
・必要のみ5点。
・不要のみ5点。